日本で2番目に認可されたED治療薬レビトラ

レビトラについて

日本では、バイアグラ、レビトラ、シアリスという3種類のED(勃起不全)治療薬が認可されています。その中でも国内で2番目に承認を受けたED治療薬がレビトラです。2003年にドイツのバイエル社から発売され、日本では2004年に正式認可されました。主成分は主成分:塩酸バルデナフィル水和物です。

バイアグラとシアリスとの違い

ED治療薬の元祖であるバイアグラは、服用から1時間程度で効果が現れ、その後4~5時間程度持続する、どちらかといえば即効性の薬です。2番目に開発されたレビトラは服用から最短20分程度で効果が現れるため、さらに即効性に重きを置いた薬であるといえます。シアリスはこれらのED治療薬とはコンセプトが異なり、服用から効果を最大限発揮するまでに3時間程度時間がかかる遅効性の薬です。

世界で初めて認可されたED治療薬であるバイアグラには食事の影響を非常に受けやすいという欠点があり、服用の際は食事と性行為のタイミングをよく考えなければなりませんでした。これを解消したED治療薬がレビトラです。バイアグラに比べて食事の影響を受けにくく、標準的な食事であれば影響がありません。レビトラの最大の特徴として「水に溶けやすく、即効性がある」という点が挙げられます。

成分

レビトラの成分はバルデナフィルです。バルデフィルはPDE-55-ホスホジエステラーゼ)阻害剤といわれるものです。PDE-5という酵素が血管内に増えると、勃起状態が萎えてしまうのですが、レビトラはこの酵素の働きを阻害する作用があり、これによって勃起の持続をサポートします。他のED治療薬であるバイアグラやシアリスもPDE-5阻害剤ですが、他のED治療薬より早く効いてくるのがレビトラの特徴です。レビトラ10mgを服用すると1530分くらいで効き始め4時間以上効果が持続します。

服用方法

レビトラ1回服用したら次の服用は24時間経ったら可能です。同日に2回服用することはできません。これは他のED治療薬でも同じです。

副作用

顔のほてり、鼻づまり、胸のつかえ、頭痛、動悸、色覚変化(物が青く見えたり、まぶしくなる)ほとんどバイアグラと同じですが、副作用の程度は軽く一時的なものです。服用時にいつも頭痛が出る場合は、市販の頭痛薬(バッファリン等)と併用するといいでしょう。

併用禁忌

次のような併用禁忌薬を使っている場合はレビトラを服用することはできません。

・硝酸剤、NO供与剤:危険な血圧低下

ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等

・クラスⅠA抗不整脈薬、クラスⅢA抗不整脈薬:QTc延長作用の増強

キニジン、プロカインアミド、アミオダロン、ソタロール等

sGC刺激剤:症候性低血圧を発症

リオシグアト(アデムパス)

CYP3A4を強く阻害する薬剤:血中濃度が増加

リトナビル(ノービア)、インジナビル(クリキシバン)等の抗HIV薬を使用中の方

イトラコナゾール(イトリゾール)等の水虫内服薬

購入方法

レビトラは医療用医薬品であるため、購入する場合は医師による処方箋が必要となります。ドラッグストアなどでは購入することができず、必ず医療機関を受診しなければなりません。

ジェネリック

20145月、国内初となる正規のバイアグラジェネリックの販売が開始されました。バイアグラの特許が切れたことで、ジェネリック医薬品の開発が許可されたのです。これに対して20169月現在、レビトラの特許は切れていません。そのため、正規のレビトラジェネリックはまだ販売されていません。

現在販売されているレビトラジェネリックは、すべてインドで製造されているものです。インドの特許法では成分特許が認められていないため、製法さえ変えればジェネリックを販売できます。ただし、認可を受けていないことから人体への影響は不明瞭であり、安全性を考えると服用は避ける方が安全です。